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日々の生活絵図鑑 real illustration

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2019.06.30 Sun 「もっとほうれんそう、もっとさくら」

「もっとほうれんそう、もっともなか」
クライアント/飛島村 代理店・制作会社/スタジオディテイルズ
B2ポスター・冷蔵庫・のぼり他

地方自治体のお仕事ということで予算的があまりまりません、
もなかの囓ったの等は流用するので、点数的に無理がない範囲で
お願いできればと問い合わせをいただいた。
スタジオディテイルさん関係では過去に2度依頼はいただいていたけど、
残念ながらご一緒できていなかったので快く受けさせてもらった。

今回は同じような色違いのものをたくさん描くこと、
使用される大きさも融通が利かないとならないし、
個人的には無理な流用の使い方等は好きではないのと、
広告のお仕事の場合、手描きの自分の絵の特徴である
微妙なアクのようなものは必要ないと思っているので
あえてデジタルを提案してみたところ、
快く了承してくれたので20数年振りにこの手の絵をデジタルで描きました。

数年前、10年年振りにPainterというソフトを購入したのだけど、
練習する時間もないままいきなり本番で以前とは大きく使い勝手も違うので
昔の感覚では描けなく、かなり苦労をしました。
現状、絵としてはデジタル臭さが抜けてない部分に不満はありますが、
当時とはパソコンの性能やソフトの機能も大きく変わっているので
余裕があれば再度研究はしてみたいとは思っています。

もっとほうれんそうB2

もっとさくらB2

もっとほうれんぱっけ

もっとさくらぱっけ

もなか

もなかかじる1

もなかかじる2

もなか中1

もなか中2

ほうれんそう

さくら

2019.06.30 Sun 「綾峰音楽堂殺人事件」 藤谷治/著

「綾峰音楽堂殺人事件」 藤谷治/著 ポプラ社 装幀/bookwallさん

オーケストラが舞台のサスペンスとのことなので、
楽器をたくさん描くので素材として扱ってもらって構わないので、
そこにキーになるビジュアルを混ぜて
自由にデザインしてみてはと提案させてもらいました。
残念ながらゲラを読む余裕がなかったのですが、
あらすじや小説のイメージにしっかり合った
装幀に仕上げてもらっているように思います。
どうぞよろしくお願いいたします。発売中です!

綾峰装幀

チェロ

バイオリン2

オーボエ

ホルン

リードナイフ

2019.06.13 Thu 「絶唱」文庫 湊かなえ/著

「絶唱」文庫、湊かなえ/著 新潮社
装丁/只野綾沙子(新潮社装幀室)

ここの出版社は少なくとも自分にとってはありがたい出版社。
写実な絵は時間がかかって利益率は極めて悪い。
また多くの一般の方は誤解しているけど装画は印税でもない。
イラストレーションの対価は基本、使用料として払われる。
ゆえに新たな商品、別媒体の場合は流用費が本来は発生する。
しかし出版社の考え方はそれぞれで、1度描いたらどんな仕事、
何度使っても最初の費用以外は払わないという契約書さえあるところもある。

あるイラストの団体(TISではない)がある出版社の契約書が
あまりにも不当だというので抗議したところ、
団体の会員まるまるその出版社から干されたという話も聞いた事がある。
僕らはそういう立場の低い身で働いているわけだけど、
ここの出版社(文芸だけかもしれないが)は作り手も尊重してくれ
対価や進行含めその辺はしっかりしている。
今の時代、悪いところを批判するのは簡単だけど、
少なくとも自分にとっていい出版社は自分の宣伝だけではなく
もっと率先して宣伝すべきではないかと最近思う。

SNSの時代なので、イラストレーター一人一人がそのように
下請けではなくちゃんと外部スタッフとして扱ってくれるような会社を
贔屓目に宣伝していけば、一個人のちっちゃな力もいずれは
大きな力となって、自社中心の会社と差別化できる日がくるのではないだろうか。
僕らは自らの権利を主張するではなく、力あるものだけが利益を得るのではなく、
お互い持ちつ持たれつ、お互いが利益となるような環境であって欲しい思う。

絶唱文庫

絶唱文庫帯

2019.03.26 Tue 「言わなくても分かっている」 前川裕/著(文芸誌挿絵)

[2017年のお仕事]
「言わなくても分かっている」 前川裕/著
ジャーロNo.60 光文社 モノクロ挿絵

言わなくても分かっている

2019.03.26 Tue 「消えた断章」 深木章子/著 (装画)

[2018年のお仕事]
「消えた断章」 深木章子/著 光文社 装丁:鈴木久美さん

モチーフを自分で決めることは少ないのだけど、
今回は僕の方で提案することになった装画
10年前に少女が誘拐され、記憶を断片的に失っているのと、
それとは別に同じ時期に男の子が誘拐され殺されている話が出てきます。
ゲラを読んでいて時間のゆっくりした流れと記憶に途切れがあり
そんなイメージをモヤモヤっとイメージした中の1案のオイル時計になりました。
画像では分かりませんが、帯は僕のグレーの背景のような紙で、
鈴木さんが選んでくれました。
 

作家の深木章子さんは弁護士さんの肩書きを持つ方。
そんな先生とお呼びしなくてはならないようなお方から、
仕事が終わった折にはお礼のメールをいただき、
お忙しい中、個展にもお越しいただき大変恐縮してしまいます。
弁護士さんが描く推理小説。ぜひお楽しみください!

消えた断章原画

消えた断章表紙

消えた断章帯H1

消えた断章帯H4