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日々の生活絵図鑑 real illustration

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2011.01.28 Fri

maborosidori

「マボロシの鳥」の為の装画。
著者の詳細な指示の入ったイメージラフが装丁家さんの所から送られて来た。
鞘は白、柄はヒスイ、鞘には3つの小さな花、背景は白もしくは淡いブルー、
油絵っぽくても良いかも等々、手書きで書かれていた。
送られて来た原稿のゲラは確か4話だったか、内容がさまざまだったので
いまいち1冊全体のイメージが掴めなかったけど、
もの凄いシリアスな短編集ではなさそうだったので、
いつもより軽めのトーンで仕上げ、後は装丁家さんに委ねた。
仕上がりはバックが白になっているけど、原画の背景はとても薄いブルー。
自分も白の方が使いやすいかとは思ったけど、薄いブルーなら白く飛ばす事も出来るし、
淡いブルー系の背景を1度試してみたかったからだ。
最初はなんで自分にこの仕事が来たのだろうと思ったが、
見本誌が上がって来て、全9編を読んで納得。
装丁家さんがこの装丁についてどこかのサイトで書いていたけど、
油絵のようにコテコテ主張しすぎない自分の絵がこの本には合っているように思える。
さすが場数を踏んだ著名な装丁家は違う!と毎度の事ながら感心させられた。

Acrylic, 45cm×35cm (2010)

2011.01.08 Sat ミニカボチャ

kabocha

昨年秋に近所の花屋で買ったミニカボチャ。
板の切れ端が残っていたので、実験的にカボチャを描いてみた。
いつももアクリル絵の具ではなく、アクリルガッシュを使ったらどうなるかの実験。
日本画のようなやさしいトーンを出したいと思って試してみたけど、
使い慣れない絵の具と色に、予想以上に苦戦。
カボチャを見ると、南仏に住んでいた時に
良くマルシェで見かけた巨大カボチャを思い出す。
時々30cmくらいある巨大カボチャを腰の曲がったお婆さんが
ショッピングカートに縛り付けトボトボ歩いていたっけ。

アクリルガッシュ/2010/146×300mm