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日々の生活絵図鑑 real illustration

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2014.07.31 Thu 短時間に挑戦(6)

桜餅

描きたいものは沢山ある。描いてみたいかなっというのはもっと沢山ある。
でもいつも描いている45cm四方で描くと時間がかかってなかなか先に進まない。
小さいサイズで出来るだけ短時間で描き込まず描いてみようと描いてみた。
他の仕事しながらだったけど下絵を含めて足掛け2日の実質1日弱。
このくらいであれば板の準備さえできていれば
イラストレーションとしても何とか実用にはなりそうだ。
相方は「ティーバックみたい」と…。
セクシーさを狙ったつもりは全くないのだけど…。

270mm×270mm 板 acrylic

2014.07.25 Fri 鍵元涼展

昨日、どうしても気になっていた鍵元涼さんの展覧会を都心に出たついでに観て来た。
知合いの付合いでもない、案内が来たわけでも、有名な作家でもない展覧会を
夏バテで身体が重い上、大雨の中を観に行くのは
おっくうがりで出不精な自分には極めて珍しい事。
でも観に行った甲斐があった。久しぶりにとても良い個展だった。
奥に広がるギャラリーの空間とも相まって、清々しい気持にさせてくれる展覧会だった。
昨今のイラストレーター系の個展はお仕事ちょうだい的な個展も多いけど、
彼女の絵はそういう媚びも感じられなければ、
アートとして一発当ててやる的な面も感じられない。
モチーフはいたって日常的な空間だったりするのだけど、
5Bの鉛筆1本で細い所から、黒い所まで緻密で丁寧でありながら、
大胆に描かない所を作り独特な空間が出来上がっている。
その潔さや描き方に合った画面サイズも相まってとても気持いい絵だった。
イラストレーションとして仕事がバンバン来るような絵でもなく、
アートや絵画でそうそう高額で沢山売れる絵でもないと思う。
でも絵って観る人とのコミュニケーション。空間や場所も重要になるけど
観た人が言葉じゃない何かしら感じて帰れる絵、そういうのが本来、
絵の原点としてあるべき姿じゃないかと思わされる展覧会だった。
こういう人にぜひ濁らずに頑張って欲しいと思いました。
イラストの仕事ですぐにでも稼ぎたいとばかり思ってしまう人
原点に立ち返って一度観る必要のある展覧会だと思います。
タンバリンギャラリー(外苑前)27日(日)まで。

2014.07.13 Sun 怪談狩り〜赤い顔〜

熊の縫ぐるみ
マッチ

怪談狩り〜赤い顔〜」中山市朗/著 メディアファクトリーの為の装画。
前回の「怪談狩り」の第2弾。今回は熊の縫ぐるみ。
女性担当編集者の方が子供の頃から大切にしていたという縫ぐるみ。
縫ぐるみや人形は怖いですね。僕も子供の頃、両親の寝室にあった日本人形が怖くて、
怪談のテレビ等で人形の髪の毛が伸びるってやってたりすると
うちのも伸びている気がして来て怖かったです。
耳の焦げは演出なので現物は焦げてません。
目が魚的で怖かったので右目が正面に来るよう構図をとってみました。
編集の方、デザイナーの方とあーだこーだと打ち合せの中で
みんなの意見で一つのものが出来て行く事は楽しいですね。
今回もデザイナーはPANKYの渋井史生さん、若い方ですが優秀です。
この夏書店で2冊並べて販売されるそうです。
7/18発売。売れたら第3弾もあるそうなのでよろしくお願いします!

45cm×45cm acrylic