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2019.02.12 Tue 「プラスチックの祈り」 白石一文/著

[2019年のお仕事]
「プラスチップの祈り」 白石一文/著 
朝日新聞出版 装丁:鈴木成一デザイン室さん

身体の一部が次々プラスチック化していくという内容で、
下手な小説家だとチープになるところをさすが直木賞作家の白石一文氏、
次々先が読みたくなる展開の面白さと、記憶がキーになっているためか
「君の名は」のような自分の記憶すらも切なく淡いセピア色に攪拌される。
装幀家の鈴木成一氏もこの面白いを共有したいので
ぜひ読んでもらってから打ち合わせしたいと言われるほど絶賛。

装丁も最初にプラスチック化している骸骨を描いて欲しいと言われた時には
ストレート過ぎてチープにならないかと危惧したけど、
こちらもさすが装丁界の巨匠、鈴木成一氏。
淡いブルーが品よく640ページを超える存在感ある1冊は画像では分かりません。
本屋で実物を見てもらえればと思います。
帯はトレペで、最初は表紙にキャッチを印刷して透けているのかと思ったら、
裏から印刷しているようです。

近年、小説自体が面白い仕事に当たっていますが、
その中でもこの小説は3本の指に入るくらいオススメ。
作家さんも、出版社も、装丁家さんも気合が入っているな(もちろん僕も?)
と感じる1冊です。どうぞよろしくお願いいたします。

プラスチック帯

プラスチックカバー

プラスチック原画

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